「初音ミク ロジックペイントS+」をPCのSteam版でプレイしました。 プレイ時間は73時間で、DLCを除いた全パズルをクリア済みです。 難易度としては簡単で、特に難しい攻略方針を決めるというより、淡々とパズルを解いていく遊び方になりました。
全体の印象としては、惜しいゲームでした。 パズルの量は豊富で、アシスト機能のおかげでさくさく進められます。 作業的にどんどん埋めていく気持ちよさがあり、気づけばかなりの時間遊んでいました。
一方で、全体的に抑揚は少なく、淡々と遊び切ったという印象もあります。 大きく盛り上がるというより、ボカロ曲を聴きながらピクロスを黙々と進めるゲームでした。
良かった点
良かったのは、アシスト機能によってテンポよく進められるところです。
ピクロスとしてじっくり考えるというより、正解に向かってどんどんマスを埋めていく感覚がありました。 作業的ではあるものの、その作業が気持ちよく、さくさく進むこと自体が楽しさになっていました。
パズルの量も十分でした。 DLCを含めずに全パズルをクリアするまで73時間遊べたので、ボリューム面では満足しています。 通常パズルを中心に、長く遊べるだけの量はありました。
また、BGMとしてボカロ曲を聴ける点も、このゲームならではの良さでした。 ボイスあり・なしで曲を聴けるので、初音ミクやボカロ曲が好きな人なら、音楽を流しながら軽くピクロスを遊ぶ感覚で楽しめる部分があります。
悪かった点
一番残念だったのは、全実績解除がDLC込みになっている点です。
DLCを除いた全パズルをクリアしたにもかかわらず、実績が埋まらないのは納得できませんでした。 全実績解除は、通常版だけでできるようにしてほしかったです。 本編をすべて遊び切ったのに、達成感に水を差されたような感覚がありました。
操作性にも微妙なストレスがありました。 ピクロスでマスを埋めるときに、すでに埋めているところをクリックしてから一直線に埋めることができず、埋めていないところから始める必要があります。 大きな不満というほどではありませんが、73時間遊んでいると、こうした小さな引っかかりが積み重なっていきました。
スペシャルパズルも惜しい部分でした。 簡単すぎるものがあり、ピクロスとしての手応えがかなり薄い問題もあります。 15x15のパズルで縦15マスの列が多いような、ほとんど考えなくても解けるものがあり、作業感が強すぎました。
そのため、スペシャルパズルは追加要素というより蛇足に感じました。 ゲーム全体の評価を大きく下げるほどではありませんが、スペシャルパズルを入れるより、その分通常パズルを増やしてほしかったです。
ルームアイテム要素も不要に感じました。 ピクロスを解くことが遊びの中心だったので、部屋を飾る要素にはあまり魅力を感じませんでした。 パズル部分に集中したかったので、こうした周辺要素よりも、通常パズルの量や手応えを増やしてほしかったです。
総評
「初音ミク ロジックペイントS+」は、アシスト機能でさくさく進めながら、大量のピクロスを淡々と遊べるゲームでした。 作業的にどんどん埋めていく気持ちよさがあり、ボカロ曲を聴きながら進められる点も魅力です。
ただし、歯ごたえのあるピクロスを求める人に強くおすすめできる内容ではありません。 特にスペシャルパズルは簡単すぎるものがあり、パズルとしては物足りなさがありました。 ルームアイテム要素も、自分にとっては必要性を感じにくい要素でした。
また、全パズルをクリアしてもDLCなしでは全実績解除にならない点は、かなり残念でした。 通常版を遊び切った達成感がそのまま実績に反映されないのは、どうしても納得しづらいところです。
全体としては、惜しいゲームでした。 ボカロ曲を聴きながら軽くピクロスを遊びたい人なら合うかもしれませんが、特に強くおすすめするほどではありません。 淡々と遊び切れるだけのボリュームはあるものの、もう少し手応えや達成感の設計がしっかりしていれば、もっと満足できたという印象です。

















