『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』をSteamでプレイしました。 プレイ時間は約20時間で、全実績まで解除済みです。
プレイスタイルとしてはストーリー重視でしたが、ただ物語を読むだけではなく、謎解きも楽しみにして遊んでいました。 全体の難易度は普通くらいでしたが、最後の謎解きだけはかなり難しかったです。 そこで詰まってしまい、最終的にはChatGPTにヒントをもらって突破しました。
本作はオカルトや伝承、土地の歴史を絡めたミステリーADVという印象でした。 三重県や伊勢志摩にまつわる要素がかなり濃く、ゲームを進めるうちに少しずつ詳しくなっていく感覚があります。 ただし、歴史資料は文字ベースで量も多く、最初は読むのがなかなかしんどかったです。
ホラーの強さは前作のほうが高めだったように感じました。 一方で、本作はメタ要素が強めで、特に謎解きでは発想の転換を求められる場面がありました。 自分はヒントありで突破しましたが、気付けた人はかなり気持ちいいだろうな、という印象でした。
良かった点
一番良かったのは、ストーリーの合間にちょくちょく謎解きが入るところです。
私はストーリーも楽しみたいし、謎解きもしたくてこのゲームをプレイしていました。 そのため、物語を追っている途中で「黒幕は誰なのか」「これはどういうことなのか」と考えさせられる場面があるのは、かなり自分の遊び方に合っていました。
ただ読み進めるだけではなく、自分で考える余地があるのが楽しかったです。 ミステリーADVとして、物語と謎解きの両方を味わえたのが良かったところでした。
最後の謎解きも印象に残っています。
全体の難易度は普通くらいでしたが、最後だけは発想の転換がかなり必要でした。 メタ要素が強く、普通に考えているだけではなかなかたどり着けませんでした。
私はヒントありで突破しましたが、ヒントなしで解けた人は本当にうらやましいです。 あれを自力で解けたら、かなり気持ちよかっただろうなと感じました。 難しかったこと自体が不満というより、強く記憶に残る良い謎解きでした。
悪かった点
一番気になったのは、既読スキップがないことです。
本作は時系列に沿ってまっすぐ物語が進むわけではないので、すでに見た場面をもう一度確認したくなることがあります。 構成自体は面白いのですが、既読部分をスキップできないため、見直すときのテンポが悪く感じました。
謎解きや物語の整理のために過去の場面を確認したいゲームだからこそ、既読スキップは欲しかったです。
歴史資料も少し大変でした。
ゲーム内には歴史資料があり、三重県や伊勢志摩に関する情報を知ることができます。 ただ、文字ベースで大量の文章が出てくるので、最初は読むのがしんどく、頭に入りにくかったです。
とはいえ、そこは単なる不満だけではありませんでした。 謎解きのために何度も読み直すことになるので、最初はよくわからなかった内容も、少しずつ理解できるようになっていきます。 読むのは大変でしたが、ゲームの構造としてはちゃんと意味がありました。
操作面では、素潜り中にミニマップがあるとかなり助かっただろうなと感じました。 場所の把握が少ししづらく、今どこにいるのかを確認しやすい仕組みが欲しかったです。
また、カーソル速度を調整できないのも気になりました。細かい操作をしたい場面で微調整がしづらく、少しストレスがありました。
総評
『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』は、オカルトや伝承が好きな人におすすめしやすいゲームでした。
三重県や伊勢志摩の歴史・伝承を背景にしながら、ストーリーと謎解きが絡んでいくのが魅力です。 歴史資料の文章量は多く、読むのが大変な場面もありますが、謎解きのために何度も触れているうちに、少しずつ内容が頭に入ってくる作りになっていました。
ホラーの強さは前作のほうが上だった印象ですが、本作はメタ要素が強めで、そこが自分には合っていました。 特に最後の謎解きは難しく、ヒントなしでは突破できませんでしたが、印象には強く残っています。
既読スキップがないことや、素潜り中のミニマップ不足、カーソル操作のしづらさなど、遊びやすさの面では気になるところもありました。 それでも、物語の合間に入る謎解きや、360度視点を活かしたホラー演出、キルケ・ルナーライトの魅力など、良かった点もはっきりありました。
ストーリーも謎解きも楽しみたい人、そしてオカルトや伝承の雰囲気が好きな人には、かなり刺さる作品という印象でした。





































