『Stellar Blade (ステラーブレイド)』クリア後レビュー

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PC(Steam)で約100時間プレイし、全実績を解除しました。難易度はノーマルで、戦闘・探索・収集要素まで含め、用意されている要素はできるだけ全部触るプレイスタイルです。

本作はアクションを主軸にしたゲームで、敵との戦闘が常にプレイ体験の中心にあります。雑魚敵相手でも油断できず、回避やパリィを意識した立ち回りが求められます。特にボス戦では、攻撃を見切ってジャストパリィやジャスト回避を決め、そこから一気に攻め込む流れが重要になります。

探索要素もありますが、あくまで戦闘体験を引き立てるための位置づけという印象です。フィールドを進みながら敵と戦い、少しずつ操作に慣れていくことで、アクションの気持ちよさが積み重なっていきます。1周目は事前情報を入れずに世界観と戦闘を味わい、2周目以降は収集や実績を意識してプレイしました。ネタバレは避けつつ、軽い内容であれば触れる前提での感想になります。

良かった点

  • アクション。特にボス戦の歯ごたえが印象に残っています。ノーマル難易度でも常に気が抜けず、雑魚敵相手でも何度も回復剤を使わされることがありました。ただ、その緊張感は嫌なストレスではなく、「ちゃんと戦っている」という感覚として心地よかったです。後半になると多少ゴリ押し気味になる場面もありましたが、それでもボスを倒したときは感無量でした。ジャストパリィやジャスト回避を決め、そのまま追撃につながったときの気持ちよさはかなりのものです。
  • 雰囲気、世界観。雰囲気面で特に印象に残っているのは、宇宙に放り出された状態でレールガンを敵に向かって撃つシーンです。状況そのものが非日常的で、演出とスケール感も相まって、とにかくかっこよすぎると感じました。単に操作しているだけでなく、映像や演出込みで体験させてくれる場面が多く、世界観とアクションがうまく噛み合っていると感じました。
  • キャラクターが総じて魅力的。嫌な印象のキャラクターがほとんどいませんでした。特にイヴは、見た目や立ち位置に対して「真っ二つにする」といった物騒なセリフをさらっと言うギャップが印象的です。ディガーも、顔文字で表現される感情が分かりやすく、自然と気に入っていました。
  • BGMが記憶に残る。探索している時間が長いエリアの曲が特に印象に残っています。何度も耳にするうちに、ゲームから離れても聴いていたくなり、結果的にサウンドトラックを購入しました。探索と音楽の相性がとても良かったです。
  • 高コントラスト表示による視覚サポート。オブジェクトなのか背景なのか判断しづらい場面が多く、コントラストを強めることで見分けがつくようになりました。1周目は世界観が壊れる気がして使えませんでしたが、2周目以降は割り切ってONにすることで収集がかなり楽になりました。周回前提で考えると、ありがたい機能です。
  • 開発ルームの存在。開発ルームを見つけたときは、素直にテンションが上がりました。こういう遊び心のある要素は、見つけたときの嬉しさがあります。

悪かった点

  • セーブ仕様がやや厳しい。手動セーブがなく、オートセーブも1枠のみなので、手順をミスしたときに最初からやり直しになることがあります。致命的なストレスではありませんでしたが、「ちょっと戻りたい」と思った場面で戻れないのは気になりました。特にエンディング分岐がオートセーブ依存なのは、1周目情報なしプレイだと少し怖さがあります。
  • ミニマップがない。純粋に迷います。探索が広がってくると自分がどこにいるのか分からなくなり、ミニマップが欲しいと感じる場面が多かったです。
  • 成長要素の解放タイミング。2段ジャンプは、できれば最初から解放してほしかったです。移動や探索の快適さに直結する要素なだけに、少しもったいなく感じました。

総評

アクションをしっかり遊びたい人には、かなり相性のいいゲームだと思います。雑魚戦でも気を抜けず、ボス戦では操作の精度がそのまま結果に返ってくるため、戦っている実感が強く残りました。

一方で、セーブ仕様やマップ把握のしづらさなど、やり込みを前提にすると気になる点もあります。それでも、100時間かけて全実績を解除するまで遊び切れたのは、このアクション体験が自分に合っていたからだと思います。

雰囲気や演出も含めて、腰を据えてアクションを味わいたい人には、十分におすすめできる一本でした。

STELLAR BLADE ORIGINAL SOUNDTRACK

STELLAR BLADE ORIGINAL SOUNDTRACK

『ステラーブレイド』オリジナルサウンドトラックは、同名アクションゲームの世界観を音楽で表現した公式サウンドトラックで、多数のBGM(189曲)を収録した作品です。